夏になると長い休みがあるのでどこかへ遠出をしたくなったりしますね。このご時世毎年夏の恒例行事のように思えていた旅行から遠ざかって数年経ちますがやはり7月ともなるとどこかへ泊りに行きたくなります。現実は今年もまた近場に出かけるだけになりそうですが今まで泊まってまた行きたいと思うようなお宿を思い出しています。
海外の、憧れるような豪華なリゾートでは世界中からくるゲストに対応できる設備もスタッフも揃っていて泊まる側もそれ相応の対価を払って贅沢な気分を満喫できるのは自然な流れのような気がしますが、そういうのも遠ざかり、直近10年近くは夏も国内で過ごしました。行く場所は南の島から車で行ける距離の大型プールがあるところまであちらこちらですが、その度に泊まったお宿の中でもまた行きたいと思うようなところがいくつかあります。先におことわりしておきますが、宿泊するところに何を求めるかとか趣向にもよるので人によって全く違う評価になります。あくまでも私の個人的な好みですが。
また行きたくなるようなお宿に共通しているのがスタッフの方の応対によるところが大きいと思います。仰々しく迎えてくれるとかテキパキしてるとかではなく、温かみを感じる接し方をされると私は居心地良く感じます。それは大袈裟なことではなくて最初に足を踏み入れた時の挨拶だったり、お部屋に案内される時の物腰だったり些細なことです。対応してくれるスタッフの方によって違いがあるとは思いますが、根底にはそのお宿がゲストをどう捉えているかのスタンスが垣間見えるような気がするのです。そして、私がまた行きたいと思うお宿では何かしら心が通うようなことがありました。例えば、到着時ににこやかに「おつかれさまでございます」と声をかけて頂いたり、温泉設備があるところでは空いてる時間帯を教えて頂いたりとひとつひとつは小さなことなのです。滞在中にさり気なく、でも細やかに気を配ってもらってるとこちらも安心してゆっくり寛いだ気分になります。そういったことがまんべんなくいきわたっているところは設備やサービスにしても気配りがされていると感じることが多いです。温泉があるところでは不足がちなタオルや髪留めのゴムだったり、食事の場での混雑だったり、どの場面でも心配無用に準備がされていて心地良い時間を過ごすことができています。こういう要素が積み重なって後に、またあの空間でゆっくりしたいという気持ちになっています。
今後行って快適だったところをひとつずつ紹介していく予定です。
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