ここ半年ほど集中して絵を描くための基礎的なことを調べて分かったことは忘れない内に取り入れて描いてました。現時点で難しい事が二つあるのでそのことについて書き留めておきます。
ひとつは構図です。絵を一枚の画面でとらえた時に視線が行きやすい箇所や視線を誘導する方法があるのですが、私は今まで思いついたことを工夫などは考えずにそのまま描いてきました。それは自分視点で見たままを描くという子供の頃から変わっていないやり方で、間違いではないのですが誰かに見てもらうと考えた時には工夫が必要な事があります。自分が表現したい事を理解してもらったり見てもらう方法、いわば絵の中の説明書代わりになるのが構図だったり視線誘導でした。難しい事はいいから描きたいように、と思ってきたのが見る人に優しくなかったのかもしれないと思うようになりました。ただ、取り入れるのにはそれなりの方法があり、今自分なりに取り入れて方法を探してる最中です。
もう一つは色彩です。これもやはり木は茶色、葉は緑、のように考えずに色を付けてましたが画面で目に見える情報と考えた時には乱雑に見えてしまうかもしれないという事がわかってきました。デジタルでは統一感を出すために明度や彩度を同じにする、とか同系色を使うという事はこれまでも意識してきましたが、絵を描くときにメインは何色を使おうか毎回迷っています。本やサイトなどで色彩について調べていると合う色の法則がある事がわかりました。詳しく書くとキリがないので省略しますが、それもパターンがいくつかあり、自分に合うのがどれなのかを探りつつ一つずつとりいれていってるところです。
自分主観から見る人を考えた絵にするということは別の言い方をすれば表現したいものをわかってもらえるための方法なんだと気付いた今日この頃です。

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